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絵本・童話が好きで紹介や創作してる健全なサイト。 子供に読んでほしい本を紹介してください。 本の紹介は、必ず読んでコメントを書いてある事。 絵本のイラストを描いてる人も歓迎します。
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3,387件
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153人

絵本と童話の記事

1件〜50件

  • #夢日記
  • #ポン活
  • 2022/09/22 15:38
    金のりす/童話・絵本・児童文学/感想・レビュー・あらすじ

    金のりすは ぼくだけの 友だちなんだ。 だれにも 見せることはできない。 なかよしの まきちゃんにだって。 金のりす/江崎雪子・作/永田治子・絵/ポプラ社 太陽の光が ぜんぶ金になって、こがね山のてっぺんに つもっていくみたいだね。 学校帰りにりょうくんとまきちゃんは、つり橋のたもとで、それはそれはきれいな夕焼けを見ました。 その時、りょうくんは つり橋の向こうを金色に光るものがとんでいくのを見て、 「あれは空を飛ぶ金色のりすだ」と思ったのです。 雑木林のお父さんと名づけた「魔法使いの木」の前を通り過ぎようとしたら、動物の気配を感じました。 りょうくんは、さっきの金のりすが、ぼくのあとをずっと…

  • 2022/09/19 11:57
    いちょうの実・宮沢賢治童話大全より/講談社/感想・レビュー・あらすじなど

    そらのてっぺんなんか冷たくて冷たくてまるでカチカチの灼きをかけた鋼です。 そして星がいっぱいです。けれども東の空はもう優しい桔梗の花びらのようにあやしい底光りをはじめました。 宮澤賢治童話大全/講談社/Super文庫 これは「いちょうの実」の冒頭部分ですが、とても美しい情景描写ですね。 人魚姫の海を矢車草の青と表現したアンデルセンにも近い感性です。 晩秋の明け方です。 これからいちょうの実が旅立っていこうとしています。 いちょうの実たち1粒1粒が、擬人化されて旅立つまでの情景がやさしく描かれています。実は千人もいるのですから、それはもう賑やかです。 「僕なんか落ちる途中で眼がまわらないだろうか…

  • 2022/09/14 13:13
    つくえの下のとおい国/童話・ファンタジー/感想・レビュー・あらすじなど

    それは、こげ茶色のどっしりとしたつくえでした。 まんなかにひとつ、左右に四つずつ引き出しがついていて、すこしはなれたところから見ると、どこかの国のりっぱな門のようにも見えました。 これはおじいちゃんの机です。 賢明なあなたのお察しの通り、このどっしりとした机が、ファンタジーの世界への入り口になります。 でも、そこへ行くのには、ちょっとばかり大変なのです。 どのように大変かというと・・・ つくえの下のとおい国/石井睦美 作・にしざきひろみ 絵/講談社 このお話はあなたを一気にファンタジーの世界に連れていってはくれません。 ただ入り口だけがそこにあって、そこからファンタジーの世界にあなたが自分で行…

  • 2022/08/21 15:44
    ペニーさん/マリー・ホール・エッツ作・絵/童話・絵本/感想・レビュー・あらすじなど

    ペニーさんは老人ですが、毎日、町の工場へ働きにいっていました。 おおぜいの家族がいて養わなければならなかったからです。 リンピーという年とった馬とムール―という牝牛、それからメスの山羊のスプロップ、豚のパグワップ。そして、子羊のミムキン、メンドリのチャクラック、オンドリのドゥ―ディーです。 わずかなお給料は、動物家族の食べ物に消えてしまうため、ペニーさんはいつも貧しかったのです。 ペニーさん/マリー・ホール・エッツ 作・絵/松岡享子訳/徳間書店 ある朝、ペニーさんが仕事へ出かけた後、動物たちが隣の畑を荒らしてしまいます。 かんかんに怒ったおとなりさんは、無理難題を言ってきます。 まあ、丹精込め…

  • 2022/08/11 16:42
    8月11日の誕生花・乙女百合(おとめゆり)を描いてみました。

    乙女百合(おとめゆり) 8月11日の誕生花からの占いメッセージ 自分の心にウソをつかない正直な人で、自由こそが人生のテーマという人です。 考え方も自由奔放なので、周囲を驚かせます。 どんな人も受け入れる寛容さを持っています。 乙女百合(おとめゆり)姫早百合(ひめさゆり) ユリ科ユリ属 原産地:日本 もともとは新潟県、福島県、山形県の山だけに自生していた日本固有のユリです。 自生のユリは、絶滅危惧種に指定されています。 小さくて控えめな淡いピンク色の花の姿を「乙女」に見立てて、「乙女百合」と名付けられたとのことです。

  • 2022/08/07 10:49
    コンタロウのひみつのでんわ・安房直子作/ファンタジー/感想レビュー・あらすじ

    山のふもとで布団屋さんをしている一人暮らしのおじいさんの所へ、男の子がふとんを買いにきました。 おじいさんが小さな白ばらのもようのふとんを背負って、男の子の後をついて奥深い山の中へ届けに行くと、子供は急にいなくなって・・・ 安房直子 作・田中槇子 絵/ブッキング 「ぼくは、子ぎつねのコンタロウです。とおいところを、ごくろうさまでした。おかげで、すばらしいふとんが手に入りました。ほんとに、おもいがけないことです。こぶしの時期に、のばらのふとんにねられるなんて、ぼくは、ほんとにしあわせです。」 おじいさんが背中のばら柄のふとんも、白いのばらの花びらになっていました。 コンタロウはひみつの庭に、ばら…

  • 2022/07/15 12:32
    なんかなあ~~と思った時に・・・

    およそ仕事の価値は、その仕事そのものにあるのではない。 誰が、どのようにそれを行うかによって、その価値が決まる。 ――新自分を磨く方法 スティビー・クレオ・ダービック著/㈱デイスカヴアー・トゥエンティワンより あなたが道路清掃人なら、最高の道路清掃人になりなさい。 ミケランジェロが彫刻をするように、 ベートーヴェンが作曲をするように、 シェークスピアが戯曲を書くように、あなたの道路を清掃しなさい。 あなたの死後、すべての人たちから「自分の仕事を立派に成し遂げた道路清掃人がここにいた」と言われるくらいに、見事に道路を清掃しなさい。 ――マーティン・ルーサー・キング牧師 (アメリカの公民権運動指導…

  • 2022/07/15 12:32
    ともだちは、サティー❕/児童文学/感想・レビュー・あらすじなど

    主人公の松原ツトムは日本に住んでいるふつうの小学5年生。 電車友だちのゴウとは、ゴウが遅刻して琵琶湖一周の電車に乗り遅れたため、春にけんかをしたままの気まずい関係。 夏休み、氷河の調査をするという父親に連れられて行ったネパールは、何もかもが日本と違っていて驚くことばかり。 そこで知り合ったパ二という少年と、山で家畜の世話をすることになったのだが、言葉は通じないし次から次と想定外の出来事が起こるのでした・・・ ともだちは、サティー!/大塚篤子・作 タムラフキコ・絵/小峰書店 お題「我が家の本棚」 ★あらすじなど 小学5年生の松原ツトムは、4か月前、いっしょに乗るはずだった琵琶湖一周の電車に、友達…

  • 2022/07/05 09:50
    だれも知らない小さな国/ファンタジー・児童文学/感想・レビュー・あらすじなど

    供の子供の頃、まんがの本の片隅にこんなことが書いてありました。 だれも通らない所に砂で階段を作っておくと、小人が歩くので砂に小さな足あとがつくでしょう・・・ ワタクシは母の実家のいなかへ行ったとき、裏庭の隅に小さな砂の階段を作ったのでした。 この本を読んでいたら、そのことがふっと思い出されてなつかしくなりました。 さて、この本『だれも知らない国』では、 ぼくがその小さな人に出会った日のことを、こんなふうに書いてあります。 小学校三年生のときだった。 もちの木をさがしにいったぼくは、こんもりした小山や杉林にかこまれた、三角形の平地を見つけた。 小さないずみががわき、まっかなつばきの花のさく、どこ…

  • 2022/06/01 09:54
    ふしぎ駄菓子屋●銭天堂●児童文学・ファンタジー/感想レビュー・あらすじ

    あなたは子供のころ、駄菓子屋さんへ行ったことはありますか? 駄菓子屋さんって、なんだか魅力がありますよね。 ふしぎ駄菓子屋『銭天童』へは、誰もが来られるわけではありません。 幸運を求める幸運な人だけだと、おかみの紅子さんが言います。 お店に並んでいる駄菓子も、「妖怪ガムガム」「招き猫もち」「闇のカクテルジュース」「あかん棒」・・・などなど、駄菓子のようだけど、もっと違った特別な力を秘めたお菓子なのです。 駄菓子を買った人はみんな、それぞれに不思議な体験をして願いが叶うのですが、願いが叶っても、それが吉となるか凶となるかは、あなた次第かもしれませんよ。 ふしぎ駄菓子屋●銭天堂/廣嶋玲子・作/jy…

  • ブログみる「ブログみる」とは?登録方法や使ってみた感想 - あまなつのフェルトキッチン
  • 2022/05/27 09:48
    作り直し屋・十年屋と魔法街の住人たち/児童文学・童話・ファンタジー/感想レビュー・あらすじ

    あなたは、いらないものを持っていませんか? 捨てたいけど捨てられないもの、 使わないけど捨てるにはもったいないと思うもの、 そんなものがあったなら、作り直しの魔法で素敵なものに変えてみませんか? 作り直し屋・十年屋と魔法街の住人たち/廣嶋玲子 作/静山社 お題「我が家の本棚」 『作り直し屋』の店主の魔法使いは、ツルさんというおばあさんです。 初出は「十年屋」の最初の物語に出てきます。いらなくなった雪だるまをスノードームに作り直してくれました。 ツルさんという魔法使いは、髪がサーモンピンクに染めたボブカットで、ガラス瓶のようなぶ厚い眼鏡をかけています。 その格好といったら、ツバが広い真っ赤な帽子…

  • 2022/05/06 12:04
    車のいろは空のいろ 春のお客さん/児童文学・童話/あらすじ・感想・レビューなど

    松井五郎さんが運転する空いろのタクシーには、 ときどき、ちょっと変わったお客さんが乗ってきます。 ちょっと不思議なお客さんといったほうがいいでしょうか。 そんなときでも松井さんは、快くタクシーを走らせていきます。 するとタクシーは、ときどき不思議な場所へと走っていって・・・。 車のいろは空のいろ 春のお客さん/あまんきみこ作/ポプラ社 お題「我が家の本棚」 春のお客さん 林のそばのほそい道を、空いろのタクシーが走りだしました。 「なの花橋のちかくの、いずみようちえんまでおねがいします。」 客せきでそういったのは、わかいおかあさん。そのそばに、小さい男の子が五人、そっくりのまるい顔をならべていま…

  • 2022/03/24 10:37
    てぶくろ ウクライナ民話/感想レビュー/エウゲーニー・M・ラチョフ絵/うちだりさこ訳

    おじいさんが もりを あるいていきました。 こいぬが あとから ついていきました。 おじいさんは あるいているうちに、てぶくろを かたほう おとして、 そのまま いってしまいました。 すると ねずみが かけてきて、てぶくろに もぐりこんで いいました。 「ここで くらすことに するわ」 てぶくろ ウクライナ民話 エウゲーニー・M・ラチョフ 絵/うちだ りさこ 訳/福音館書店 お題「我が家の本棚」 あらすじ 雪深い森の中に、おじいさんが落としていった暖かそうなてぶくろに、森の動物たちが次つぎにやってきて住もうとしました。 最初にきたのは、くいしんぼねずみです。 つぎにやってきたのは、ぴょんぴょん…

  • 2022/03/14 11:31
    きいろい ばけつ/森山 京・作/幼年童話/感想・レビュー・あらすじ

    きつねの こが まるきばしの たもとで、 きいろい ばけつを みつけました。 「だれのだろう。」 きつねの こは、 ばけつを まうえから みおろしました。 なかに、ほんの すこし みずが はいっていました。 きいろいばけつ/森山 京・作 土田 義晴・絵/あかね書房 お題「我が家の本棚」 あらすじ きつねの子は、こんな黄色いバケツが、前から欲しかったのです。 黄色いバケツはまだ新しく、名前は書いてありませんでした。そこで誰のバケツだろうと、みんなに聞いてまわりました。 うさぎの子は赤いバケツを、くまの子は青いバケツを持っていました。 たぬきは黒で、ぶたは緑色のバケツです。結局、黄色いバケツの本当…

  • 2022/03/09 09:14
    黄色いポストの郵便配達 斉藤洋/児童文学/感想・レビュー

    春の夜、家のそばの公園に大きな桜の木が満開に咲いていました。 しかも、すべり台がある砂場の中に、根をはって立っているのです。 不審に思って、「市役所に連絡する」とつぶやくと、 翌日には、ぶらんこの横に立っているのでした。 黄色いポストの郵便配達 斉藤洋/理論社 お題「我が家の本棚」 まもなく桜の木はこつ然と姿を消してしまいましたが、翌年から春になると日本中のあちこちから、桜の木からの絵葉書が届くようになりました。 あらすじ 梅雨の晴れ間に、紅茶を飲みながら手紙を書いていると、いきなり郵便配達のマンボウが現れた。そのマンボウは紅茶が好きで、紅茶をごちそうしてくれたら手紙を届けてくれるという。 し…

  • 2022/03/08 09:58
    ひろったらっぱ 新美南吉 絵本・童話・児童文学/感想・レビュー・解説

    おことが めをさましてみると、 これはまた どうしたことでしょう、 めのまえのお花ばたけが むちゃくちゃにふみにじられてあります。 「はて、こんなうつくしい花ばたけを だれがあらしたんだろう」 と おとこがたおされたいっぽんのけしの花を おこしてやろうとすると、 そのねもとに しんちゅうのらっぱがひとつ おちていました。 ひろったらっぱ 新美南吉・作 鈴木靖将・絵/株式会社新樹社 お題「我が家の本棚」 あらすじ 親兄弟のいない貧しい男がいました。 男は人々のびっくりするようなことをして、偉くなりたいと考えていました。 ちょうど戦争があったので、手柄をたてて大将になろうと思いついて、戦場へ向かっ…

  • 2022/01/28 10:13
    もうすぐ飛べる!〖越水利江子〗感想・レビュー・解説/大日本図書

    あなたはイジメられたことがありますか? それとも、イジメたことがありますか? そのどちらでもなかったですか? この本〖もうすぐ飛べる!〗は、 小学校で実際にあったことを元にして書かれています。 越水利江子著/新日本図書 お題「我が家の本棚」 📖あらすじ 📖感想 📖作者について 📖あらすじ 5年生の春海は、漢字テストで小川さんのカンニングを目撃したのです。 春海がカンニングに気づいたことを、小川さんも知っていて、それからはいつも春海のことを見張るようになりました。 そして、風邪を引いて春海がプールを休んだとき、小川さんは「春海の髪にシラミが見つかったから、プールを休んだ」というデマを流したのでし…

  • 2022/01/21 11:07
    十年屋 ≪時の魔法≫ファンタジー・童話・児童文学/感想・レビュー

    あなたには、どうしても捨てられないものはありませんか? もし、どうしても捨てられないものがあるとしたら、 きっと不思議な招待状が届くかもしれませんよ。 その招待状を開くと、魔法の扉が開かれるのです。 そして、魔法使いがこう言うのです。 あなたの大切なものを、 時間魔法で十年お預かりしますよ。 お金はいただきません。 そのかわり、 あなたの1年分の時間をいただきます。 十年屋 /広嶋玲子・作/静山社 お題「我が家の本棚」 この物語には、どうしても捨てることができないものを持っている人が、 5人登場します。 1人目は、亡くなったお母さんに幼い時に作ってもらったスノポンという白いうさぎのぬいぐるみを…

  • 2022/01/07 11:57
    雨ふる本屋 日向理恵子〖ファンタジー・児童文学〗感想・レビュー

    フルホン氏は言いました。 「必要なのは、人間ひとりぶんの〈夢の力〉なのだよ」 雨ふる本屋 日向理恵子作 /童心社 お題「我が家の本棚」 おつかいの帰り道、ルウ子は雨宿りした市立図書館でカタツムリを追いかけているうちに、雨ふる本屋という不思議な古本屋に迷い込んでしまいます。 そこは部屋の中だというのに、雨が降っています。やわらかな床には草が生えています。 そして、店主がめがねをかけたフルホン氏というドードー鳥なのです。助手のかわいい舞々子さんは半妖精なのです。 ところで、 ドードー鳥ってご存知ですか? ↑↑↑ こ~んな感じの鳥で、絶滅危惧種になっているそうです。 ・・・ということは、空想の鳥では…

  • 2021/12/25 13:26
    風のラヴソング[バトンタッチ]越水利江子【児童文学】感想・レビュー

    きこえてくるのはラヴソング さあ 泣かないで さあ 立ちあがって 耳をすまして いつでも だれかが くちずさんでいるはず あなたへの ラヴソング おもいだして あの日の ラヴソング ほら 明日のあなたへの ラヴソング 風のラヴソングは作者の越水利江子さんが、自身の子供時代をふり返って、 あのころ、読みおわったあと、力になる物語に出会えていたらと・・・ そんな気持ちから、 今もたたかいつづけているひとりぼっちの幼い戦士たちのために書きつづった少女・小夜子の一生を通して描かれるさまざまな「愛」の物語です。 越水利江子・作/中村悦子・絵/講談社・青い鳥文庫 お題「我が家の本棚」 バトンタッチ クリス…

  • 2021/12/24 12:47
    風のラヴソング[ダイヤモンド・ダスト]越水利江子【児童文学】感想・レビュー

    きこえてくるのはラヴソング さあ 泣かないで さあ 立ちあがって 耳をすまして いつでも だれかが くちずさんでいるはず あなたへの ラヴソング おもいだして あの日の ラヴソング ほら 明日のあなたへの ラヴソング 風のラヴソングは作者の越水利江子さんが、自身の子供時代をふり返って、 あのころ、読みおわったあと、力になる物語に出会えていたらと・・・ そんな気持ちから、 今もたたかいつづけているひとりぼっちの幼い戦士たちのために書きつづった少女・小夜子の一生を通して描かれるさまざまな「愛」の物語です。 越水利江子・作/中村悦子・絵/講談社・青い鳥文庫 お題「我が家の本棚」 ダイヤモンド・ダスト…

  • 2021/12/24 12:47
    風のラヴソング[金の鈴]越水利江子【児童文学】感想・レビュー

    きこえてくるのはラヴソング さあ 泣かないで さあ 立ちあがって 耳をすまして いつでも だれかが くちずさんでいるはず あなたへの ラヴソング おもいだして あの日の ラヴソング ほら 明日のあなたへの ラヴソング 風のラヴソングは作者の越水利江子さんが、自身の子供時代をふり返って、 あのころ、読みおわったあと、力になる物語に出会えていたらと・・・ そんな気持ちから、 今もたたかいつづけているひとりぼっちの幼い戦士たちのために書きつづった少女・小夜子の一生を通して描かれるさまざまな「愛」の物語です。 越水利江子・作/中村悦子・絵/講談社・青い鳥文庫 お題「我が家の本棚」 金の鈴 1階のベラン…

  • 2021/12/22 11:21
    風のラヴソング[ダイヤモンド・ダスト]越水利江子【児童文学】感想・レビュー

    きこえてくるのはラヴソング さあ 泣かないで さあ 立ちあがって 耳をすまして いつでも だれかが くちずさんでいるはず あなたへの ラヴソング おもいだして あの日の ラヴソング ほら 明日のあなたへの ラヴソング 風のラヴソングは作者の越水利江子さんが、自身の子供時代をふり返って、 あのころ、読みおわったあと、力になる物語に出会えていたらと・・・ そんな気持ちから、 今もたたかいつづけているひとりぼっちの幼い戦士たちのために書きつづった少女・小夜子の一生を通して描かれるさまざまな「愛」の物語です。 越水利江子・作/中村悦子・絵/講談社・青い鳥文庫 お題「我が家の本棚」 ダイヤモンド・ダスト…

  • 2021/12/19 12:13
    風のラヴソング[あの日のラヴソング]越水利江子【児童文学】感想・レビュー

    きこえてくるのはラヴソング さあ 泣かないで さあ 立ちあがって 耳をすまして いつでも だれかが くちずさんでいるはず あなたへの ラヴソング おもいだして あの日の ラヴソング ほら 明日のあなたへの ラヴソング 風のラヴソングは作者の越水利江子さんが、自身の子供時代をふり返って、 あのころ、読みおわったあと、力になる物語に出会えていたらと・・・ そんな気持ちから、 今もたたかいつづけているひとりぼっちの幼い戦士たちのために書きつづった少女・小夜子の一生を通して描かれるさまざまな「愛」の物語です。 越水利江子・作/中村悦子・絵/講談社・青い鳥文庫 お題「我が家の本棚」 あの日のラヴソング …

  • 2021/12/14 12:55
    【絵本】優しさの表現は色とりどり。『くろくんとちいさいしろくん』を読んであたたかい心を育みたい。【あらすじ、2歳、3歳】

    おはようございます! 今日は好きな絵本を紹介します。 【くろくんとちいさいしろくん/なかや みわ】 くろくんとちいさいしろくん (絵本・こどものひろば) [ なかや みわ ]価格:1320円(税込、送料無料) (2021/10/12時点) 楽天で購入 私(34歳)、この絵本を読んで泣きました。 登場キャラクター全員めちゃくちゃ優しいんです。 大変優しさの勉強になりました。 この絵本の好きなところを紹介し、エクストリームにあらすじ(ネタバレ)、そして私が感じた事を最後に紹介します。 良かったらお付き合いください。 【目次】 この本の好きなところ エクストリームあらすじ(ネタばれ) おわりに (a…

  • #特撮ドラマ
  • 2021/12/14 12:55
    【絵本読み聞かせ】図書館の読み聞かせイベントで感動したこと。読み聞かせ絵本ご紹介。

    おはようございます! 図書館など、地域で本の読み聞かせイベントをされている所も結構あると思います。 先日、私の近所の図書館でも読み聞かせイベントが開催されており、1歳と4歳の子供がいる私も、絵本読み聞かせが日課ですので、これに参加して来ました。 4歳の娘 雪ちゃんと2人での参加でした。 読み聞かせイベントを全力でおすすめしたいこと、そしてイベントで取り上げていた絵本などお伝えしたいと思います! 【目次】 どんなイベント? 人の読み聞かせを是非聞くべし 私が感動したこと おわりに どんなイベント? 図書館の職員さんが絵本を音読してくれます。 あらかじめ読む絵本3冊は決められていましたが、途中で子…

  • 2021/12/14 12:55
    【おすすめ絵本、学習漫画について】まとめてみた【2021年5月~10月、1歳、2歳、3歳、4歳】

    おはようございます! 今まで、私の読んだ絵本や学習漫画も紹介してきました。 読書の秋ということで、今回は2021年5月~8月に紹介したものをまとめさせていただきました。 個人的イチオシは『すごいぜ!!日本妖怪びっくり図鑑』と『はぐ』ですね。 大人も子供も楽しめる本になっていると思います。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); yukiichihimenitaro.shop yukiichihimenitaro.shop yukiichihimenitaro.shop yukiichihimenitaro.shop yukiichi…

  • 2021/12/14 12:55
    【絵本】短所は長所?「くれよんのくろくん」を読んで自己分析してみよう

    おはようございます! 今回は絵本「くれよんのくろくん」を読んで、多くの気づきが有ったので素晴らしいあらすじ(ネタバレ)をご紹介し、自己分析について考えてみたいと思います。 この本を読めば、子供でも一発で短所も長所であり、個性なのかもしれないと気づきがあると思います。(たぶん…) 【くれよんのくろくん/なかや みわ】 くれよんのくろくん (絵本・こどものひろば/くれよんのくろくんシリーズ) [ なかや みわ ]価格:1320円(税込、送料無料) (2021/12/1時点) 楽天で購入 前回同じシリーズのこちらも紹介しましたが、今回も素晴らしいです。 yukiichihimenitaro.shop…

  • 2021/12/14 10:29
    風のラヴソング[みきちゃん]越水利江子【児童文学】感想・レビュー

    きこえてくるのはラヴソング さあ 泣かないで さあ 立ちあがって 耳をすまして いつでも だれかが くちずさんでいるはず あなたへの ラヴソング おもいだして あの日の ラヴソング ほら 明日のあなたへの ラヴソング 風のラヴソングは作者の越水利江子さんが、自身の子供時代をふり返って、 あのころ、読みおわったあと、力になる物語に出会えていたらと・・・ そんな気持ちから、 今もたたかいつづけているひとりぼっちの幼い戦士たちのために書きつづった少女・小夜子の一生を通して描かれるさまざまな「愛」の物語です。 越水利江子・作/中村悦子・絵/講談社・青い鳥文庫 お題「我が家の本棚」 みきちゃん みきちゃ…

  • 2021/12/10 10:38
    風のラヴソング[青空の国]越水利江子【児童文学】感想・レビュー

    きこえてくるのはラヴソング さあ 泣かないで さあ 立ちあがって 耳をすまして いつでも だれかが くちずさんでいるはず あなたへの ラヴソング おもいだして あの日の ラヴソング ほら 明日のあなたへの ラヴソング 風のラヴソングは作者の越水利江子さんが、自身の子供時代をふり返って、 あのころ、読みおわったあと、力になる物語に出会えていたらと・・・ そんな気持ちから、 今もたたかいつづけているひとりぼっちの幼い戦士たちのために書きつづった少女・小夜子の一生を通して描かれるさまざまな「愛」の物語です。 越水利江子・作/中村悦子・絵/講談社・青い鳥文庫 お題「我が家の本棚」 青空の国 小夜子は授…

  • 2021/12/08 19:17
    外国の絵本が毎月届く!小さいお子さんのサプライズプレゼントにお勧めです

    翻訳された海外の絵本が毎月届くサービスがあります!小さなお子さんにとってもお勧めなので紹介します

  • 2021/12/08 13:47
    風のラヴソング[なれてるお父ちゃん]越水利江子【児童文学】感想・レビュー

    きこえてくるのはラヴソング さあ 泣かないで さあ 立ちあがって 耳をすまして いつでも だれかが くちずさんでいるはず あなたへの ラヴソング おもいだして あの日の ラヴソング ほら 明日のあなたへの ラヴソング 風のラヴソングは作者の越水利江子さんが、自身の子供時代をふり返って、 あのころ、読みおわったあと、力になる物語に出会えていたらと・・・ そんな気持ちから、 今もたたかいつづけているひとりぼっちの幼い戦士たちのために書きつづった少女・小夜子の一生を通して描かれるさまざまな「愛」の物語です。 越水利江子・作/中村悦子・絵/講談社・青い鳥文庫 お題「我が家の本棚」 なれてるお父ちゃん …

  • 2021/12/03 07:44
    風のラヴソング 越水利江子【児童文学】感想・レビュー

    きこえてくるのはラヴソング さあ 泣かないで さあ 立ちあがって 耳をすまして いつでも だれかが くちずさんでいるはず あなたへの ラヴソング おもいだして あの日の ラヴソング ほら 明日のあなたへの ラヴソング 風のラヴソングは作者の越水利江子さんが、自身の子供時代をふり返って、 あのころ、読みおわったあと、力になる物語に出会えていたらと・・・ そんな気持ちから、 今もたたかいつづけているひとりぼっちの幼い戦士たちのために書きつづった少女・小夜子の一生を通して描かれるさまざまな「愛」の物語です。 越水利江子・作/中村悦子・絵/講談社・青い鳥文庫 お題「我が家の本棚」 ふわりふわり れんげ…

  • 2021/11/28 11:25
    愛しの【 ベゴニア 】さん

    母は農家育ちだったので植物の世話がうまく、春夏秋冬、庭のどこかで何かしらの花が咲いていました。 ところが私は、町育ちの父親に似てしまったらしく、残念なことに【枯らし専門】となりました。 若いころ、私が買ってきた草花は、ことごとく枯れました。 わずかに生き残ったのは、ポトスとサボテンくらいという惨憺たるありさまでした。 まあ、今になってみれば、その理由はなんとなくわかりますが・・・・。 なんとなくだけれど・・・。 ところがある年齢……つまり人生の折り返し地点を過ぎたあたりから、私の元でも生き延びる植物が増えてきました。 どのあたりを人生の後半とよぶかは諸説ありますが。 今は生き延びるどころか、わ…

  • 2021/11/26 11:47
    34丁目の奇跡 ヴァレンタイン・/感想・レビュー

    ここ五十年ほど、クリスマスのことでは頭を痛めてきたんですよ。 人間は、人を出し抜くことばかり考えている。 もっと早く、もっとかっこよく、もっと楽に。そういうことで頭がいっぱいだ。 おかげで、クリスマスもわたしも、どんどん影が薄くなり・・・ クリスマスはカレンダーの日付とは別のものです。 クリスマスは〈心〉ですよ。 と彼、この物語の主人公のクリス・クリングルが言います。 クリス・クリングルという老人は、白いひげに赤い頬、立派な胴まわり、と外見がサンタクロースにそっくりな上に、このクリス・クリングルという名前はサンタクロースの別名なのです。 今はメイプルウッド老人ホームで暮らしているのですが、その…

  • 2021/11/22 11:07
    野ばら・月夜とめがね/小川未明/感想

    野ばら/月夜とめがね 小川未明・作/中川貴雄‣絵/宮川健郎・編 [岩崎書店] 野ばら 月夜とめがね 野ばら 大きな国と小さな国の国境に、国境を守るために兵士がやってきていました。そこは野ばらが茂っていて、朝からみつばちが飛んいました。 大きな国の兵士は老人で、小さな国の兵士は若者でした。 そこはさびしい山の中だったので、いつしかあいさつを交わすようになり、将棋をするまでになりました。 小鳥はこずえの上でおもしろそうにさえずっていました。 白いばらの花からは、よいにおいをおくってきました。 将棋をしながら、 老人の兵士が「せがれや孫がいる南の方に帰りたいものだ」と言えば、 「あなたが帰ってしまっ…

  • 2021/11/22 11:07
    霧のむこうのふしぎな町/柏葉 幸子/感想レビュー

    霧のむこうのふしぎな町/柏葉 幸子/竹川 功三郎・絵/講談社 感想 主人公は小学6年生のぽっちゃりした女の子のリナ。 夏休みに「たまには変わったところもいいもんだぞ」というお父さんの勧めで、霧の谷というところへ向かった。 リナは1人で静岡から東京と仙台で電車を乗り換えて、無事目的の駅に降り立ったものの、すごい片田舎で、来るはずだった迎えもなく途方にくれてしまう。 迷子か家出と怪しまれながらも、すでに廃坑になったという銀山村の方角に行ってみる。そして、山の中のヒマラヤ杉の間を行くと、霧が立ち込めて・・・やがて霧が晴れると、目の前には西洋風のおしゃれな街並みが・・・。 とつぜん、風がブワーとふいた…

  • 2021/11/22 11:07
    おかあさん、げんきですか。/後藤竜二・作/感想・レビュー

    「おかあさんに、感謝の手紙を書きましょう」 って先生にいわれて、げんきは手紙を書きはじめます。 だけど、ユースケや他のみんなのように、 「いつもごはんをつくってくれてありがとう」 なんて、ありきたりの言葉ではありません。 げんきが書いたのは・・・ 後藤竜二 作/武田美穂 絵 ポプラ社 お題「我が家の本棚」 おかあさん、ぼくはもうあかちゃんではありません。 小学4年生です。 「わかった?」といわれなくても、わかっています。 しんぱいしないでください。 げんきはおかあさんに、ほんとうにいいたかったこと を、書くのです。 「ごみばこみたい!」とかいって、 ぼくがたいせつにしていたものを、ぜんぶすてち…

  • 2021/11/22 11:06
    北風のわすれたハンカチ/安房直子/感想・レビュー/児童文学

    安房直子さんの作品は、冒頭の1行を読んだだけで、もうすでにその不思議な世界にぐうっと引き寄せられてしまいます。 そこからあなたは、もうふしぎな物語の世界に入っていって、気づいたときにはすでにふしぎな世界の住人になっていることでしょう。 北風のわすれたハンカチ 安房直子・作/偕成社 お題「我が家の本棚」 北風のわすれたハンカチ 小さいやさしい右手 赤いばらの橋 作者・安房直子 北風のわすれたハンカチ くる日もくる日も北風の吹く寒い山の中に、クマの家がありました。 これだけでもう、クマの寂しいようすが手に取るようにわかってきますね。 このクマはツキノワグマで、四歳でした。クマは四つで大人になるので…

  • 2021/11/22 11:06
    木を植えた男 ジャン・ジオノ 作・寺岡 襄 訳/感想・レビュー

    ただかれは、ていねいに 一粒ずつ、一粒ずつ、 荒れ地にドングリを埋めこんでいった。 かれは、カシワの木を 植えていたのだ。 あすなろ書房 木を植えた男 ジャン・ジオノ 作/寺岡 襄 訳/黒井 勉 絵 お題「我が家の本棚」 今週のお題「読書の秋」 わたしは、巨大なアルプス山脈の末端が入りこんだ南アルプスのプロヴァンス地方の、旅人が足も踏み入れぬような古い山の辺の道を、若い足にまかせてつき進んでいた。 大変な荒れ地で、どこまで行っても草木はまばらで、生えているのはわずかに野生のラヴェンダーばかりという荒れ地で、そこを3日ほど歩き続けて辿り着いたのは・・・見るも無残な廃墟だったのです。 屋根が吹きと…

  • 2021/11/22 11:06
    虔十公園林 宮沢賢治/感想・レビュー

    風がどうと吹いて、ぶなの葉がチラチラ光るときなどは、虔十はもう、うれしくてうれしくて、ひとりでに笑えてしかたがないのを、むりやり大きく口をあき、はあはあ息だけついてごまかしながら、いつまでもいつまでも、そのぶなの木を見あげて立っているのでした。 虔十公園林 宮沢賢治・作/髙田勲・絵/にっけん教育出版社 お題「我が家の本棚」 虔十はいわゆる知的障害者として描かれていますが、この少年は誠に美しい心根を持った人間なのです。 賢治は自ら、こう語っています。 わたくしたちは、氷砂糖をほしいくらいもたないでも、きれいにすきとおった風をたべ、桃いろのうつくしい朝の日光をのむことができます。 この虔十(けんじ…

  • 2021/11/22 11:06
    あたまにつまった石ころが キャロル・O・ハースト/感想・レビュー

    切手にコイン、人形やジュースのびんのふた。 みなさんも集めたこと、ありませんか? わたしの父は子供のころ、石を集めていました。 ひまを見つけては、石垣のまわりや古い採石場をさがして歩きました。 まわりの人たちはいいました・ 「あいつは、ポケットにもあたまのなかにも 石ころがつまっているのさ」 Rocks in His Head あたまにつまった石ころが キャロル・オーティス・ハースト 文/千葉茂樹 訳 ジェイムス・スティーブンソン 絵 /光村教育図書 お題「我が家の本棚」 このお話は、娘の目線から父親のことを物語っています。 父親の名前は直接語っていませんが、 父はおとなになると、マサチューセ…

  • 2021/11/22 11:06
    いえでででんしゃ あさのあつこ・作/感想・レビュー/児童文学

    ママから無実の罪で叱られたさくら子は・・・家出をすることにしました。 もうぜったい、家にはかえらない。 ママが、ごめんねとあやまってもかえらない。 パパが、「さくら子、かえってきてくれぇ」とさけんでもかえらない。 妹の杏里が、「おねーたん」とよんでも・・・。 リュックに色んなものをつめ込んで、夕方の駅にポツンと立っていたら、やってきたのは、「いえでででんしゃ」でした。 家出した子供だけが、ただで乗れるという。しかも、ハンバーガーのおまけつき。 いででででんしゃ あさのあつこ・作/佐藤真紀子・絵/㈱新日本出版社 お題「我が家の本棚」 さくら子は、足もとの小石を思いっきりけった。足の先がじんとした…

  • 2021/09/27 09:59
    ブック・オフで、星の王子様の本を買いました。

    思うところがあって、また『星の王子様』を読みたくなったので、 ブックオフへ行きました。 初めて『星の王子様』を読んだのは、学生の頃だったと記憶しています。 あの頃は本を買う余裕がなかったので、図書館で借りて読んだのでした。 お題「我が家の本棚」 これは本を開いて、最初に描いてある星の王子様です。 ブックオフは自宅から徒歩20分位のところにあって、駅の反対側にあります。 近くの書店巡りをするときに、ここも、図書館も、そのコースに入っていて、その時の時間や体力配分によって、いろいろ組み合わせて行くのです。 今回、星の王子様が読みたいとなったときに、そういえばちょっと前にブックオフで見かけたなあと思…

  • 2021/09/20 10:44
    スウィート・メモリーズ📖感想・あらすじ

    「あなたの光をともしなさい」 おばあちゃんが引っ込み思案のシェルビーにいった言葉は、 同じように臆病だったおばあちゃんが、自分にいった言葉でもあった。 スウィート・メモリーズは、美しいすてきな思い出という意味です。 飛び立とうとするのをためらっているあなたの背中を、そっとやさしく押してくれるようなすてきな話がつまった本です。 金の星社 ナタリー・キンシ―・ワーノック・作 金原 瑞人・訳/ささめやゆき画 お題「我が家の本棚」 📖あらすじ 📖感想 📖作者:ナタリー・キンシ―=ワーノック バーモンド州に住んでいるシェルビーという絵が上手い少女が主人公。 父親は酪農を営んでいて、母親は小学校の先生をし…

  • 2021/08/28 12:33
    ルドルフとイッパイアッテナ【斉藤洋】感想・あらすじ😼ノラ猫の友情物語

    猫が主人公の話は、『吾輩は猫である』ばかりではありません。 この本『ルドルフとイッパイアッテナ』は、黒猫のルドルフとボス猫でもあるトラ猫のイッパイアッテナが主人公のノラ猫冒険物語です。 猫といってもばかにはできませんよ。 人間顔負けの勇気と知恵と悲哀と、そして友情がたっぷりつまった面白い話です。 おもしろく読んでいるうちにじわっとなり、そして、いつしか あなたの胸にスカッとさわやかな風がふきはじめることでしょう。 ㈱講談社 ルドルフとイッパイアッテナ/斉藤洋著 お題「我が家の本棚」 ルドルフとイッパイアッテナ あらすじ 作者について あらすじ リエちゃんに飼われて安穏とした生活をしていた黒猫の…

  • 2021/08/23 11:05
    もうすぐ飛べる!〖越水利江子〗感想・解説/大日本図書

    あなたはイジメられたことがありますか? それとも、イジメたことがありますか? 運良くそのどちらでもなかったですか? この本〖もうすぐ飛べる!〗は、小学校で実際にあったことを元にして書かれています。ですから、小学校が舞台になっています。 告白しますが、私も同じようなイジメにあったことがありました。 中学3年生の時でした。おかしなことにイジメの形は、小学校も中学校もまったく変わらないのです。 越水利江子著/新日本図書 お題「我が家の本棚」 📖あらすじ 📖感想 📖作者について 📖あらすじ 5年生になって初めての漢字テストで、春海は小川さんのカンニングを偶然目撃してしまった。小川さんも春海がカンニング…

  • 2021/08/19 10:06
    ぶな森のキッキ〖今村葦子作・遠藤てるよ絵〗の感想/童心社

    大あらしのつぎの日、ぶな森のリスのキッキは、 すっかりむくちになっていました。 ・・・で始まるこのすてきな童話(絵本)は、小さなお子様だけでなく 大人の人にもぜひ読んでほしいすてきなお話です。 童心社 今村葦子作/遠藤てるよ絵 お題「我が家の本棚」 ぶな森のキッキ あらすじ 💛 感想 作者について あらすじ 大あらしのあとの森は、太いモミの木が倒れたり、お花畑がだめになったり、もうめちゃくちゃになっていました。 いつも元気いっぱいだったリスのキッキは、大あらしのつぎの日からすっかり無口になってしまいました。仲間のリスが話しかけても、ぷっとふくれたようにだまりこんでいました。みんなが心配して声を…

  • 2021/07/26 17:45
    『海べのあさ』

    はじめての経験 乳歯が抜けた女の子の経験を、大きな自然を背景にゆったりと描きます。 読み聞かせ目安 中・高学年 20分 あらすじ ある朝のこと。サリーが目を覚まし、歯を磨いていると・・・大変‼ 歯が1本ぐらぐらしています‼ サリーは、急いでお母さんに知らせました。 子どもが大きくなるとき、赤ちゃんの歯が抜けて、丈夫な大人の歯が生えるのを知ったサリー。抜けた歯を、枕の下に入れてお願い事をすると、願いが叶うということも知り、歯が抜ける瞬間を、今か今かと楽しみに待つことになりました。 朝ごはんがすむと、浜辺で蛤をとっている、お父さんのお手伝いにでかけました。 浜辺への道々、サリーは鳥やアザラシに、 …

  • 2021/07/15 17:22
    『かえるだんなのけっこんしき』

    古くから伝わるお話歌の絵本 想像を膨らませるお話歌の歌詞を何倍にも膨らませた、豊かなわらべ歌の絵本です。 読み聞かせ目安 低・中学年 3分 あらすじ かえるだんながめかしこみ、馬に乗ってねずみの家へ。 かえるだんなは、ねずみの娘に求婚だ。 「かわいい かわいい おじょうさん、わたしと けっこん してください」 ねずみのおじさんの許可もでて、さあ結婚式の準備です。 結婚式は、野原の向こうの木の洞穴で。 ご馳走に衣装を準備して、お客も次々やってきた。 こがねむしに、あらいぐま。まだらのへびに、まるはなばち。 のみに、灰色がんに、ありんこたち。 はえもひよこもやってきた。 でも・・・最後にぎょろ目の…

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